2011年06月24日
<2011年3月>
3月連休。
去年は計画的にキャンプの予約を入れていたものの
今年は、子供の卒業・入学の準備で忙しく、気が付いたら3月に入っていました。。
そろそろ決めないと・・・。と思っていたところに、
あの、世界を揺るがす、前代未聞の大災害が起きてしまいました。
連日連夜報道される、同じ日本とは思えない荒れ果てた光景、
日に日に増え続ける被害者の人数。。
誰にも手を負えることが出来ない原発の大暴発。。
なかなか納まる気配のない余震。。
毎日、TVや新聞を眺めては、胸を痛め、少しでも早い収束を、と心から願うばかりでした。
子供達も、怖い・・・と不安を漏らしていました。
あれから、なるべくTVニュースや新聞などは見せず、団欒の時でも、明るい話題にしようと努めていました。
それでも、外出を控えたりと、いつもとは違った生活になってしまってたので、かなりストレスが貯まって
いるようでした
確かに、被災者の気持ちを思うと大変辛いです。
でも今の日本を元気にする為には、まず私たちが元気にならないといけません!
アウトドア志向な私たちは、まず近場の安全な所で1泊し、気分転換を図ろう、という考えに至り、
とりあえずは、高規格で人気の高い青川峡の空きをチェックしました。
ガラガラであれば、やはりまだキャンプは尚早だろう、ということで、諦めるつもりでしたが、
実際、区画は空きがわずかしか無い状態でした。
他の皆さんも同じことを考えておられたのでしょうか。
複雑な思いを胸にしながら、【青川峡キャンピングパーク】へ向かいました。
水辺サイトです。
サイト番号こそ違いますが、
ここは、私たちがキャンプをスタートした思い出深い所です。 <過去レポ>
まだ足元がおぼつかない小さな子供を見ながら、テントを建てるのに四苦八苦し、
夕食を食べようにもなかなか炭に火が着かず、
灯りは、貧弱な蛍光灯ランタン1個のみ。
そしてマットもまだなく、床が固くて、何度も寝返りしたことか。。
あれから2年経ち、今はもう万全の装備となりました
量も3倍以上に膨れ上がったことで、毎回、車への荷物詰め込み勝負となってしまってます(笑)
今回は新しい幕体を投入しました。
まずは、エクステンションルーフ。
我が家において、キャンプデビュー以来、一番稼働率の高いリビングシェル。
スクリーンタープとしてだけでなく、インナールームを付ければ就寝テントとしても使える万能な幕体。
ただ、難点として、フラップを上げた時に、幕のサイドと大きな隙間が出来てしまい、
雨が降った時は中に入り込んで荷物が濡れてしまうことが多いです。
回避策として、上をレクタで被せる方法がありますが、
このエクステンションルーフを取り付ければ、さらにプライバシーが確保されます。
そしてリビングの広さもランドロック並みになる、との受け売りです。
安い追加投資で広くなるんなら!と妻も賛成して導入しました。
スノーピーク(snow peak) リビングシェル エクステンションルーフ
冷静に考えると3万円は安くないですが、
リビングシェルを持っている立場としては、
リビング拡大が目的であれば、
ランドロックを追加購入するよりもこちらの方が安いですね。。
ただ、リビングシェル1体だけでは密封性が全然ありません(笑)
張ってみた所、、中央のフレームがなかなか幕の両端のピンに入りません。
長さの寸法が間違ってるんじゃ!?と思うぐらい。。
妻と共に、幕を無理矢理引っ張ったり、フレームを強く曲げたり
15分間格闘して、なんとかピンにハメ込むことが出来ました。(-_-;) ふ~。
後日、SPSに確認した所、
「申し訳ございません。最初は固いですが、次第に楽にハマるようになります」とのこと。
しかし、あれから3~4回設営してますが、やはり固いです。
個体の問題なのか、設計ミスなのか。。 また見てもらうことにします。
次は、ポンタLプロです。
去年の雪峰祭の時に予約したシリアルナンバーなしのモデルです。
これでルーフの目隠しをします。
風の抵抗を考え、ポンタの下端を外側に引っ張るつもりでしたが、そこには直火の焚火炉が。。
よって、ポンタを半分に折り、のれんの形で吊り下げることにしました。
リビングがかなり広くなりました。家族として、ゆったりした空間を作ることが出来ました。
高さもあるのでランステMよりは広く感じます
これ、いいですね~。
設営も慣れれば10分もかからないと思います。
ただ、フレームにピンがスムーズに入ればの話ですが。。
青川峡、3月はまだ冷えます。
夕食は、隙間風に震えながらの食事となりました(汗)
*spさん、エクステルーフの蓋となる幕体、開発してくれないかなあ。
出たら絶対買いますよ!!
これを望んでるユーザーさんかなり多いと思います(笑)
設営が落ち着いたら、子供達はシャボン玉。
上手に吹くことが出来るようになりましたね。
気が付いたら、娘は一人の世界にふけっていました。
幼い歳ながらも、東北のことを思って感傷に浸ってるのかなあ。。
夕食はハヤシライスでした。
かなり冷えるせいか、あっという間に平らげてしまいました。
夜10時の消灯時間。
辺りのテント見回したら、ほとんどが真っ暗。
前回きた時もそうでしたが、青川峡、マナーがしっかりしている客が多いですね。。
うちも見習わねば(笑)
翌朝。
青川峡名物のモーニングセット。
今回初めて食べてみました。
オーガニックな献立でした。和食ティストで結構おいしいです。
しかしながら子供は不評で半分以上残してしまいました。
確かに味付けも大人向けです。
子供向けのメニューも欲しかったですね。
朝食を終えたら、早速撤収作業にかかります。
今まで足を引っ張ることが多かった子供達も精鋭的に手伝ってくれました。
おかげで少し楽になりました。
ありがとう!!
今後の成長が楽しみですね。
最後に隣接の公園で。。
青川峡キャンピングパーク。
久しぶりのキャンプで、エネルギーを沢山もらったような気がします。
大変な思いをしている皆さんの為になんとかしていこうという気持ちを新たに強くしました。
みなさんと一緒に 復興、やり遂げましょう!!
これで通算40回目のキャンプとなりました。
※翌日、肩や腕がかなり重くなってたので、なんだろうと思ってたら、
エクステルーフのピンはめ込み格闘が原因でした。筋肉痛(爆)
一番近い高規格キャンプ場なのに一度も行ったことがありません(・・;)
やっぱり、リビシェルのエクステって隙間風凄いですよね(^^;;
今年の1月に京都でグルキャンやった時に、リビシェル+エクステ+リビシェルが宴会場だったのですが・・・
石油ストーブ5~6台入ってるのに凍えてました(;一_一)
でも、ポンタLの目隠しはいいですねぇ~(^^
ポンタやペンタは1つあるといろいろ工夫してつかえそうですね(^^ゞ
近いのにまだ行ってない。こういうのよくありますよね。
いつでも行けるから。。。と思いながら結局行くきっかけが
見つからず(笑)
エクステはやはり3シーズン用ですね。
メーカー問わず、冬のグルキャンに向いてる連結テントって
何でしょうかね。やはりてっこつ?(笑)